道 路 の Q & A  


 道路を作るまでには様々な工程があります。単にアスファルトを舗装するだけが道路工事ではありません。
大同舗道でも行っている基本的な道路工事について簡単にQ&A方式で説明します。

Q1 アスファルトの下はどうなっているの?

北海道で行っている一般的な施工では下から順に
 ・ 路床(ろしょう):土など
 ・ 下層路盤(かそうろばん):砕石(大)など
 ・ 上層路盤(じょうそうろばん):砕石(小)や
   瀝青安定処理(れきせいあんていしょり(骨材や砂利))など
 ・ 基層(きそう):アスファルト舗装(粗)
 ・ 表層(ひょうそう):アスファルト舗装(細)

北海道のような降雪地帯では、下層路盤の下に「凍上抑制層」を施工する場合があるが、最近は下層路盤にその役割を持たせた施工を行う場合が多い

道路の構造はその場所によって異なり、ここでは説明しきれない程たくさんの施工法があります。
Q2 どうやって作っているの?
@路床工
路床はブルドーザーもしくはモーターグレーダーで均し(ならし)、ローラーで転圧します。この段階で軟弱なところがあると
後に致命傷となります。

A路盤工
路盤工は場所によって様々な種類がありますが、一般的に下層路盤工には砕石(40oなど)や砂利、上層路盤工には
砕石(25o)や瀝青安定処理(骨材、砂利)などを施します。モーターグレーダーやブルドーザーで均し、マカダムローラー
とタイヤローラーで転圧し、しっかり締め固め平坦に仕上げます。

”ここまでの基礎となる工事がのちに道路の耐久性、品質の「決め手」となります。”

Bプライムコート
上層路盤の表面にディストリビューターでアスファルト乳剤を散布します。
これは路盤の表面を強化する役割とアスファルトとの接着性を高める役割があります。

C基層(アスファルト舗装)
ここでやっとアスファルトの登場です!合材(アスファルト)を積んだダンプからアスファルトフィニッシャーへ投入し、ゆっくりと敷き均します。その後ろから一次転圧(マカダムローラー)、二次点圧(タイヤローラー)の順に締め固めていきます。
アスファルトは温度が命!作業を途中で止めることなく、連続で作業します。そのため、資機材、交通、天候などをしっかり把握することが大切です。

Dタックコート
基層と表層の接着性を高めるため、ディストリビューターでアスファルト乳剤を散布します。

E表層(アスファルト舗装)
いよいよクライマックス!作業方法は基層と変わりありませんが、道路の顔となります!平坦にキレイに仕上げましょう。
もちろん、ここでも充分な転圧をかけることが大切です!転圧が不十分だと、はく離やポットホール(※1)の原因にもなります。
現場が終わり、着工前と完成後の写真を見比べたときにはすごく満足感を得られます。

ここで説明したのは、基本的な施工方法です。
場所、交通量、気象条件が違えば当然、使用材料、施工方法が様々な形に変化するので全く同じ現場はありません。
北海道は降雪地帯のため、路面の凍結などで非常に道路が痛みやすいため、耐久性の高い道路が求められます。また、凍結防止のためマジックサークル(※2)などの特殊な施工をする場合もあります。
このように道路工事にはたくさんの知識と熟練した技術が必要です。
そして大同舗道では豊富な知識と経験のある技術者が北海道各地で活躍しています。

※1 ポットホール:もともとヒビが入っていたところに水が浸透し凍結融解を繰り返しアスファルトが弱くなったところに車両が通過することで負荷がかかり飛散し始める。
※2 マジックサークルについてはこちら

Q3 舗装したての道路は熱い?
一次転圧の時の温度が約110℃〜140℃ありとっても熱いです。(二次転圧の後はもっと下がってますが)
でも、工事が終わったらすぐに交通を開放しなければなりません。この時、温度が高いまま開放してしまうと舗装表面が壊れてしまいます。
50℃以下になってから開放します。

Q4 剥がれていたり、ヒビが入っている道路があるけど・・・?
残念ながら、どんなに丁寧に施工しても長年の冬の凍結やたくさんの車が走行することによって、舗装にヒビが入ったり、剥がれてしまったり
します。そのまま放置しておくと事故のもとになってしまうので、剥がれているところにはパッチング工法などで部分的に補修。ヒビにはシー
ル材を注入して補修します。
このような破損箇所を早く見つけて補修するために活躍するのが、「道路パトロールカー」です。日々、道路を点検して回ることで道路の品質
を保っています。
大同舗道は今年度、札幌市中央区と岩見沢市中心部の維持管理を担当します。

Q5 雪が積もって工事ができない期間は何をするの?
冬には降雪地帯ならではの仕事があります。大同舗道は今年度、札幌市中央区の中心企業として除雪業務を行っています。除雪セン
ターには複数の企業で構成する共同企業体が、毎日、24時間交替で待機し、市民生活を守っています。
道路の破損箇所を点検していたパトロールカーは冬の間、降雪で走りづらい道路、危険な場所がないか、点検するのに活躍しています。


 大同舗道株式会社 〒060-0032 札幌市中央区北2条東17丁目2番地
              TEL(011)241-1211  FAX(011)241-1356